注文住宅では家の中で利用する設備は全て施工主となる住み手側の希望通りのものを導入する事になります。例えば、システムキッチンや浴室の浴槽などはカタログなどを見て、希望のデザインや色、大きさなどをチェックして選んで工務店やハウスメーカーに設置して貰う事になります。色々なバリエーションの製品が在るので、カタログを見て選ぶ楽しみと言うものが在りますが、カタログの写真と言うのは小さいため、実際設置をしてみるとイメージが異なってしまう事も有ります。最近は、システムキッチンや浴槽などを製造販売するメーカーのショールームで、カタログに記載されている製品を自分の目で確認する事が出来るようになっています。
また、住宅の外壁に利用するサイディングパネル、フローリング床など住宅で利用する部材や建材などについても、注文住宅の場合は1つ1つサンプルやカタログなどを利用してどれを利用するのかと言った事を決めて行くことになります。写真やサンプルのサイズは小さいため、目の錯覚などにより施工をしてみると地味に仕上がってしまう事も有ります。注文住宅では、同じようなデザインや色の部材をモデルルームやショールームなどで見ておくことで、サンプルを見た時に、このフローリング床のデザインや色合いを使うとどのような空間になるのかなどのイメージを作ることも出来ます。また、モデルルームやショールームだけではなく住宅展示場などに出向いて、建物内部に使われている部材や設備などを見ておくことも大切です。