新築一戸建てを購入する時には、分譲住宅や建売住宅などの物件を購入する事になりますが、これらの物件は完成済みの状態で販売が行われる場合と、完成前の工事中に販売が開始される場合、施工が行われる前に販売が開始されると言う3通りのパターンが在ります。完成済みの場合は、実際の建物内部を内覧する事が出来るわけですが、完成前の状態では家の内部の内覧は出来ませんし、ましてや施工前の更地の状態では図面や資料などを基にして購入するかどうかを決める事になります。施工前に購入するメリットと言うのは、注文住宅のように基礎工事の状態を見る事が出来る点が挙げられます。業者の中には手抜き工事を行う所も在ると言われており、基礎工事の段階から随時建築現場に出向くことで、例え素人と言っても購入者などが現場に来ていることで手抜きを防止できるとも言われています。
建物が無い分デメリットにも感じるのですが、このようなメリットが建築前の一戸建て購入には在ると言う事です。注文住宅は家の設計を購入側が立ち会って図面を書き上げて行く方法で、基礎工事は勿論の事、建物の建築途中も随時見学を行う事が出来ます。自分が建てる家が少しずつ出来上がる様子を見る事が出来るメリットや、建設途中でも可能な限りの変更が出来る事は注文住宅の特徴と言えます。建売住宅などの場合は設計図が既に決まっており、それに合わせた部材などが確保されているので途中で変更をしたくても出来ませんが、注文住宅はそれが可能になるケースも在ります。